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【神奈川】変異株対策…高齢者の感染懸念 知事は「検査パッケージ」見直し要望も




神奈川県は6日、確保する新型コロナ病床のフェーズを2段階引き上げ、現在の1000床から1700床へと増床することを決めました。

県で新型コロナ対策のトップを務める、阿南統括官は「人種・免疫の違い、ワクチンの接種率、特に3回目の接種率の違いが複雑に絡んでくるので、海外のデータをそのまま日本人に当てはめることは、ちょっと早い。なので今われわれは慎重に判断している。最悪シナリオに基づくと、もう現時点で病床拡大を2ステップアップしないと追いつかれてしまう。 確保病床が患者数に追いつかれてしまうことだけは、極力回避していきたいので、拡大した」 と話します。

県はこれまで5回の波に対応してきましたが、阿南統括官は、今回の第6波は、高齢者の入院が相次いだ第3波に似たケースをたどるのではないかと分析します。

阿南英明統括官 「これはやはりワクチンの効果。感染をしない、あるいは発病しないといった効果は、残念ながら半年過ぎるとほぼ免疫が失われてしまう。今われわれが懸念しているのは『高齢者』、年齢が高い方は、ワクチンを接種して半年過ぎてしまっている。ひとたび入ってしまうと、ワッと広がってしまうオミクロンの怖さがあるので、とにかく1日も早く集団生活をされている高齢者の施設では、ワクチンを打ち終わる。これは是非ともしていただきたい」

県内では、施設の入所者で、2回のワクチン接種を10万人の高齢者を対象に、去年12月から前倒しで追加接種を始めるなど、オミクロン株対策を「先手」で行ってきました。それでも、全ての高齢者に追加接種が行き届くのは5月頃と見込まれていて、改めて感染予防の意識を、県民と共有していきたい考えです。

県は6日、「このままの対策では、およそ1カ月後には県内の新規感染者数が、1日1万人を超える」との試算も明らかにしました。一方で、全国知事会が6日オンラインで開催され、出席した黒岩知事が、国の「ワクチン・検査パッケージ」の見直しを求めました。

「ワクチン・検査パッケージ」は、新型コロナのワクチン接種や検査での陰性証明で、緊急事態宣言中などでも行動制限を緩和できる仕組みですが、黒岩知事は「ワクチン2回接種でもオミクロン株の感染リスクは高い」と指摘。そのうえで、当面は全国で統一的に、「検査での陰性」のみを対象にすべきとしました。

引用元:https://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-9365.php

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