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【荒川区】高齢者の健康はニンテンドースイッチで 老人福祉センターに「eスポーツパーク」

高齢者の健康維持や交流を目的にコンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」を楽しめる場所が荒川区に誕生した。区が今月から週1回、荒川老人福祉センター(荒川1)で60歳以上の区民対象に開く「あらかわ eスポーツパーク」がそれで、外部とのオンライン対戦も計画している。

二十一日に開催された「パーク」には女性四人が参加し、ニンテンドースイッチでボウリングを楽しんだ。前方の大画面にはレーンや並んだピンが映し出され、参加者はボールを投げる動作をする。手にしたコントローラーの操作に戸惑っていた人も、最後はストライクやスペアを出し、他の参加者やセンター職員の拍手を浴びて笑顔を見せた。

参加した小椋栄子さん(81)は「楽しかった。動作によって押すボタンが違うから、指の運動になるし、脳を使う気がする。次はもう少しうまくできると思う」と喜んだ。

「パーク」は、区とセンターの運営会社が、加齢に伴い筋力や記憶力など心身の活力が衰える「フレイル」の予防になれば、と企画した。「遊び感覚で体を動かしながら、デジタルへの苦手意識をなくしてもらったり、お孫さんと楽しんでもらったりする狙いもある」と、区の担当者。

来月は週二回に増やし、ボウリングに加え「マリオカート」も取り入れるという。来月二十八日には板橋区の高齢者レクリエーション施設とオンラインでボウリング対決をする。担当者は「いずれは世界とつながって対戦できれば」と夢を語る。

引用元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/151228