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「ビーコン」高齢者ら見守る 居場所、早期に発見 福岡市助成




外出中の高齢者や認知症の人らを見守るサービスを、九州電力の子会社「九州電力送配電」が今月から開始した。

小型の電波発信機「ビーコン」を活用し、位置情報を把握する仕組み。 万が一、行方が分からなくなっても早期発見につなげることが可能だ。共同で実証事業を行った福岡市は初期費用の一部を助成し、普及を後押しする。サービスは福岡市内の高齢者と、認知症またはその疑いがある40歳以上を対象に7日に始まった。

ビーコンは4・3センチ四方、14グラム。専用の器具で靴やつえに取り付けたり、キーホルダー型にしてバッグに下げたりできる。携帯するなどして外出すると交差点や店舗、公民館などに設置された基地局近くを通るたびに、位置情報が専用アプリに記録される。

これにより、家族や高齢者施設の職員らは居場所を把握でき、目的地に着いたかどうかを確認できる。このシステムを使って同社は2019年から、市と提携して子どもの見守りサービスを展開。 市内約3100か所に増えた基地局を活用しようと、対象の拡大を図った。

今年3月まで4か月間の実証事業では、高齢者らが帰宅ルートから外れて歩いたり、自転車で普段より遠くに行ったりする動きをとらえ、大事に至るのを防いだケースもあったという。

同社は「高齢者や認知症の人、その家族らが安心して暮らせる街づくりに貢献したい」としている。 市は、 徘徊 行方が分からなくなった認知症の高齢者を捜すメールサービスを13年から行っている。

家族らが写真や身長などの情報を登録している高齢者は約1000人を数え、実際に出される捜索依頼は年間50件を超えることもある。そこで、認知症またはその疑いがある人の利用に関しては、来年3月15日までの申し込み分について、登録手数料を助成する。ほかに必要な毎月の利用料は利用者が負担する。

引用元:https://www.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/news/20211220-OYTNT50133/

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