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【宮崎県日南市】「高齢者の買い物支援」 地域で支える送迎ボランティア




日南市の殿所地区では、地域住民がボランティアで高齢者を車でお店に送迎する買い物支援活動を始めました。日南市殿所地区は、人口415人のうち65歳以上が約45%を占め、高齢化の進む地域です。

地区には日用品を取り扱うお店がなく、バスも走っていないため、買い物に困る高齢者がいます。こうした状況に今年10月、地区住民による高齢者への買い物支援活動が始まりました。

殿所自治会の福祉推進委員会会長を務める井上勝吉さんは、同じ地区に住む山口章さんと2人で、移動手段のない高齢者を5キロ以上離れたお店まで月に2回、ボランティアで送迎しています。

「店がないので街に出ないといけないが、街に出るには(交通手段が)何もない。車がないからですね。高齢者の方々を手助けしないといけない‥。」

送迎に使う車は、日南市社会福祉協議会の買物支援サービス事業を活用し、協議会からガソリン代も含め無償で借りています。

この日は、住民5人が送迎を利用しました。 利用者たちはお店に到着すると、約1時間、食料品や衣料品など、買い物を楽しみました。買い物をした後は、利用者を車で自宅まで送り、購入した荷物も玄関先まで運びます。

地域住民による高齢者の買い物支援の取り組み。 住民同士がふれあいを持つ機会になっていて、孤立化や引きこもりの予防にも繋がっています。

一方で課題もあります。 送迎には、車を運転するドライバーと補助員の2人が必要で、今後は担い手の確保が重要となります。「なかなかボランティアでやろうという方は少ないでしょうが、誰かが手を上げてしていただくと助かるのでは‥。地区の方が喜んでくれると思います。」

日南市社会福祉協議会では、殿所地区の活動をモデルケースに、取り組みを他の地区にも広げていきたいとしています。

引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/281779

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