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【千葉県館山】スモールモビリティの公開セミナーに40人が参加




館山市西岬地区で今月24日から始まる「スモールモビリティ(小さな乗り物)」の実証実験を前に同市のファミリーオ館山で4日、1回目の公開セミナーが開かれた。

関係者や地域住民ら約40人が参加し、2人の講師の講演に耳を傾け、乗り物や運営方法について理解を深めた。

JRバス関東と東京大学の共同研究として観光庁の補助を受けた今年度の事業で、5台のスモールモビリティを、同地区「塩見-浜田」と「見物-波左間」の2エリアに配置。高速バスや路線バスと接続することで、滞在型観光の充実化や地域住民の移動支援に役立てようという。

1人目の講師は、日本自動車研究所所長兼東京大学名誉教授の鎌田実氏。グリーンスローモビリティの国内での普及促進をけん引する第一人者で、乗り物の概要や利点、留意事項を解説した。平成23年以降、国内で実証実験を行った地域は100か所を超え、そのうち社会実装されたのは約20か所。運営形態や運行形態について、多くの事例を示した。

2人目は、株式会社モビリティワークスの西利也代表が登壇。 自身の関わった東京都町田市の鶴川団地をはじめ、運営が定着した事例を紹介した。

その後、交通エコロジー・モビリティ財団の熊井大氏、富崎地区の便利な乗り物を考える会の鈴木隆史会長、市企画課職員をパネラーとして活発な議論が交わされ、屋外では乗り物の前でテープカットや試験乗車も行われた。

塩見地区の70代男性は、「移動に困っている高齢者はたくさんいるので、ぜひ地域に理解を広げて定着させてほしい」と思いを語る一方、西岬地区の佐野裕一区長会長からは、「観光面では勝算はあるかもしれないが、住民が利用するにはもう少し説明がほしい」と意見もあった。

引用元:https://bonichi.com/2021/12/08/73332/

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