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【久しぶり、会えたね】直接対面に笑顔 高齢者施設や病院 制限緩和の動き広がる

鹿児島県内で新型コロナウイルスの感染が落ち着き、高齢者施設や病院で入所者・入院患者と家族の面会制限を緩める動きが徐々に広がっている。ワクチン接種を条件にしたり、時間や人数に上限を設けたりと工夫し、対面で交流する機会が戻りつつある。

厚生労働省は面会の再開を検討するよう求めるが、今後の感染状況を懸念し「慎重に考える」と制限を続ける施設もある。

26日、特別養護老人ホーム松恵園を訪ねた宇都悦子さん、辻順子さん姉妹は、入所中の母親に語り掛けた。辻さんは昨春以来の直接面会。 松恵園はまん延防止等重点措置の解除を受け、10月半ばから対面での面会を再開した。

玄関横にアクリル板越しのブースを設け、多くの人が利用できるよう週1回・月2回までとする。生活相談員の小原努さんは「家族に会えて、目に見えて食欲や活動量が増える入所者もいる。部屋を自由に出入りしてもらえる状況が1日も早く戻ってほしい」と願う。

出水総合医療センターは11月8日から、1年4カ月ぶりに面会禁止を解き、病室で会えるようにした。 出水医療圏内で感染者ゼロが続き、「面会は患者さんの精神的なケア、ご家族の安心感につながる」と検討を重ねた。体質などでワクチンを打てない人もいるため、接種の有無は確認にとどめる。

一方で、高齢者や病気を持つ患者が感染すれば重症化するリスクは高く、再開の判断に悩む施設も少なくない。 介護・看護の現場は密着する場面が避けられず、感染が広がりやすい側面もある。鹿児島市の特養清谿園は、コロナ前から11月以降はインフルエンザの流行を懸念し、面会中止や場所を制限する措置を取ってきた。

原田俊施設長は「コロナもインフルエンザも感染状況は読めず、すぐに緩和するのは難しい。窓越し面会でも話はできるので状況を見守りたい」と話した。

引用元:https://373news.com/_news/storyid/147402/