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【ブラタモリ】いまでも高視聴率の秘密とは?台本はないのに仕込みは超入念

「タモリさんも体力的にかなりきついはずで、もう終わってもいいと思うけど、あれだけ幅広い人気があるとやめられないですよね」といわれるのが、NHK「ブラタモリ」だ。

新型コロナウイルス感染や長雨で思うようにロケが進まず、視聴者の要望の多かった回を再放送したり、タモリが疲れていたのか、NHKの放送技術研究所と放送博物館を案内するだけでお茶を濁したこともあったが、世帯視聴率ランキングはいつも上位。

スタートしてすでに13年。 初めは東京都内と近郊をブラブラするだけだったが、「笑っていいとも!」が終了して、タモリにスケジュールの余裕ができてからは、全国各地に出かけるようになった。

「出演者はタモリと局アナの2人だけなのに、まったく飽きられずに続いているのはすごいですよ。ひとえに、タモリの博識と好奇心、軽妙なおしゃべりの魅力です。行き当たりばったりで、お気軽にやっているように見えますが、実は人もおカネも時間もしっかりかけているのがわかります」

ロケは基本的に2泊3日で2本撮り、タモリのパートは1日で撮影してしまう。各回のテーマはタモリも同行の女性アナも知らされず、番組冒頭の「タモテバコ」を「お題」がわかる。

2人に宿泊先は伝えられるが、「事前にロケ先のことは調べるな」と厳命され、それが新鮮な驚きや発見を生む。仕込みは入念だ。 事前の取材や準備に2カ月、ロケ・編集に1カ月かけ、常に5~6チームが動いている。

出かけた先でタモリに地元の解説・説明をする案内人は、何十人も会って選ぶ。収録1週間前には、プロデューサーらスタッフが本番でタモリが歩く道や訪ねる場所に実際に出かけて最終チェックする。台本がないのはタモリと同行アナだけなのだ。

中村貴志チーフプロデューサーは「ブラタモリは、作ろうと思ったらすべての市町村で作れる。どの町にも歴史があり、絶対面白くなります」と話している。

アシスタントの女性アナのトンチンカンな質問もウリだ。これまで久保田祐佳、桑子真帆、近江友里恵、林田理沙が起用され、現在は浅野里香が担当している。

「アナウンサーとしてスレてなくて、東京エリアではほとんど無名という人を全国から選んでくるようですね。天然ボケで、タモリの物知りぶりに素直に驚くというのが条件です」

みんな人気アナとなり、桑子はいまやNHKの看板だ。 先週の「江戸の水」の中継リポーターで登場したアンベちゃんはロケスタッフ歴5年、トボケた味が笑えた。

引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/297388

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