高齢者への声かけなど、特殊詐欺の被害を未然に防止したとして、警視庁大森警察署が銀行の支店などに感謝状を贈呈しました。
警視庁が感謝状を授与したのは、三菱UFJ銀行大森支店で、今年に入り、あわせて5件の特殊詐欺を未然に防止したということです。このうち4件が、うその電話に誘導されながらATMを操作していた高齢者に気づき、声をかけたケースで、被害を寸前で阻止しました。
都内で発生した特殊詐欺の被害は、今年8月末でおよそ2300件、45億円あまりが確認されていて、大森署の虻川誉署長は「特殊詐欺の撲滅にむけてあらゆる対策を取っていきたい」と話しました。