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音楽療法の効果解明へ。岐阜保健大、高齢者の認知機能向上狙う

岐阜保健大(岐阜市東鶉)が、音楽療法の研究に乗り出した。認知症ケア専門士の音楽家らと共同で、高齢者を対象とした音楽療法の仕組みや効用を体系化する。大学側が持つリハビリテーションに関する知見のさらなる高度化を図り、高齢者の認知機能向上への寄与を狙う。

岐阜保健大が音楽家とともに進める音楽療法の研究実験=岐阜市東鶉、同大

音楽療法は、病院や高齢者施設などで認知症患者らを対象に広く取り入れられているが、同大によると、効果をまとめた研究事例はまだ少ないという。リハビリテーション学部の教授ら5人でチームを編成し、9月から研究を本格化させた。

65歳以上の男女が音楽を聴いたときの脳の働きを「近赤外線分光法」と呼ばれる手法で調査し、データを分析する実験に取り組んでいる。22日は報道陣向けに実験を公開。安らぎをもたらす「f分の1ゆらぎ音」を取り入れたギター演奏を被験者に聞かせ、脳血流などを計測した。

研究を先導する石塚和重教授(67)は「高齢者の認知機能向上に貢献したい」、リーダーの原和子教授(75)は「学問として体系化し、学生の教育に生かせたら」と話している。

出典:https://www.gifu-np.co.jp/news/20211023/20211023-116480.html

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