阪南大の松田健教授の研究室はこのほど、ベンチャー企業ロボ・スタディと共同開発した、音声認識人工知能搭載の高齢者見守りロボットの販売を開始した。
販売は、インターネット上で購入を募るクラウドファンディング形式で実施。1台5万3940円で購入を呼び掛けている。
ロボットは、新型コロナウイルス感染症の影響で、家族と会う機会が減少している高齢者のために開発した。音声認識AIを搭載し、高齢者の話し相手になりながら、体調などの異常を音声や音で認識し、異常があれば家族や管理者に連絡する機能を備える、という。
朝に高齢者の健康を評価して家族に結果を通知したり、設定すれば薬を飲む時間などを音声で知らせたりできる。 ロボットを通じたメールなどでの家族への連絡も可能。