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高齢者の介護費用 趣味・仕事など社会参加で大幅に減少

趣味やスポーツの集まりに参加したり、働いたりしていた高齢者は、そうでなかった人に比べて介護費用が大幅に低くなることが日本福祉大学の分析で明らかになり、研究者は「高齢者に社会参加を促すことで自治体の財政にも貢献することになる」としています。

愛知県美浜町にある日本福祉大学の斉藤雅茂・准教授の研究グループは、全国12の自治体を対象に、平成22年の時点で介護サービスを受けていない高齢者を6年間にわたって追跡し、社会参加の状態と介護費用の関連を分析しました。

その結果、対象となった4万6000人あまりの6年間にかかった介護費用は平均でおよそ36万円でしたが、趣味やスポーツの集まりに参加したり、仕事をしていたりしていた高齢者は、そうでなかった人に比べて介護費用が低くなり、しかも参加する頻度が高いほど低く抑えられる傾向にあることがわかりました。

趣味の集まりに週に2回以上参加していた人の場合、全く参加しなかった人に比べて6年間でおよそ12万3000円低かったということです。

斉藤准教授は個人ではなく仲間と楽しむことが重要だとしたうえで「趣味やスポーツの会、それに働くことが自治体の介護財政に大きく貢献できることが明らかになった。高齢者に社会参加を促す場を作る根拠にもなる」と話しています。

出典:https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211020/3000018922.html

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