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米海軍機か、北アルプス一帯で低空飛行。観光地上空、憤る声

上高地など北アルプス一帯で16、18日、低空飛行する複数の軍用機を本紙記者や観光客らが相次いで目撃した。

16日の機体は米海軍のFA18E戦闘攻撃機(通称スーパーホーネット)とみられる。16日午前11時すぎ、西穂高岳独標(どっぴょう)(2701メートル)南側の尾根にいた本紙記者が上高地を見下ろすと、低空飛行する複数の機体を確認した。

同じ頃には黒部ダム(富山県立山町)の展望台で安曇野市の男性(48)がダム上空を往復するように低空飛行する機体を撮影。

「地響きのような音がして地震かと思った」 高瀬ダム(大町市)でも松本市の男性(47)が2機を目撃していた。18日午前10時ごろには上高地の梓川に沿って低空飛行する複数の機体が目撃された。河童橋の真上を飛んでいくのを見た塩尻市の男性(82)は「ごう音でびっくり。

防衛省航空幕僚監部(空幕)広報室は、両日とも航空自衛隊機は一帯を「飛行していない」とした。軍事評論家の前田哲男さん(83)によると、16日に撮影された機体は、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする原子力空母ロナルド・レーガンの搭載機で、米軍の岩国基地(山口県岩国市)を拠点とするFA18E戦闘攻撃機とみられる。

同空母はアフガニスタンの駐留米軍撤退支援のため、中東に派遣されていたが16日に横須賀基地に帰港していた。前田さんは北ア一帯での飛行について「敵レーダーに感知されずに攻撃するため、地形に沿って飛ぶ実戦的な訓練をしているとみられる」と話した。

出典:https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021101901320

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