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「今年こそインフルエンザ予防対策を!」ワクチン接種を医師が推奨する理由

冬に来るであろう第6波を警戒する声と、コロナワクチン接種者の増加、マスク着用の日常化等で、コロナに対しての不安は抱えつつも知識と対策のおかげで安心感が広がってきているように思う。

本来、秋冬はインフルエンザが流行り始める時期なので、10月から年末にかけてはインフルエンザワクチンを接種する頃だが—今年は?

新型コロナウイルス感染症やワクチンに関する正確な情報を届けるプロジェクト「こびナビ」@covnaviに携わり、小児感染症医である池田早希医師は「インフルエンザも重症化すると命にかかわる危険性があり、きちんとした知識と予防策が必要」と語る。

Q:インフルエンザとは何ですか? 基礎知識と、その感染リスクは?

A:インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染しておこる病気です。大きく2つに分けられて、いわゆる毎年はやる“季節性インフルエンザ”と、過去にもパンデミックを起こしたような危険性の高いもの(新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ等)、がありますが、今回お話しするのは“季節性インフルエンザ(以降:インフルエンザ)”についてです。

症状は、比較的急速に現れる発熱(38℃以上)と、それに伴う喉の痛み・咳・鼻汁・くしゃみ等の気道症状、全身の症状(頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気、全身倦怠感等の症状)が特徴です。3~7日でほとんど治りますが、一部で重篤な合併症を起こすことがあります。

Q:今年のインフルエンザは、例年より流行するのでしょうか?

A:去年(2020/2021シーズン)は新型コロナウイルスの感染対策の影響で、インフルエンザの累積の推計受診者数は約 1.4 万人でした。例年は1000万~2000万人ですので、去年は流行しなかったことがよくわかりますよね。

超過死亡概念の推計によると、インフルエンザによる年間死亡者数は日本で約1万人と推計されている。 しかし、これによってインフルエンザに対する抗体を持たない、または抗体が減っている人(感受性のある方)が増えた、ということになり、これは調査でも裏付けられています。

感染対策の状況によりますが、今年はインフルエンザワクチンや感染対策の予防を徹底しなければ大流行する可能性がある、ということです。また、そうして起こるインフルエンザの流行時に、新型コロナの流行(第6波等)が重なり、医療が逼迫する危険性があります。

Q:インフルエンザワクチンは接種すべきでしょうか?

A:はい。高齢者、神経疾患、特定の持病がある方も接種をお勧めします。もちろん、健康な大人も家庭内感染やご自身の重症化を避けるために接種しましょう。

Q:インフルエンザワクチンの接種は、いつ頃、何回受けるべきですか?

A:理想的には、流行前に接種をすることが望ましいです。国内では今年は供給に遅れはありますが継続的に供給される見込みですので安心してください(11~12月中旬頃まで継続的にワクチンが供給される見込み)。

Q:インフルエンザに感染した場合、新型コロナではないかと 不安になりそうです。2つの違いや判断基準はありますか?

A:症状だけでは区別がつかず、検査をしてみないと分からないことが多いです。

診察した医師が判断することですが、新型コロナかインフルか悩んだ時は、現時点では新型コロナウイルスの方が優先だと思います。今後の流行具合によっては両方検査が必要になるかもしれません。

いずれにしても、感染してしまったら迅速に正しく対処することが最善なので、疑わしい場合は迷わず医療機関に相談か受診してください。

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/b76bd7b0995983fca6f6486ef1e0f4aa7b650ab6

 

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