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高齢者見守りシール普及中 不明時 QRから「発見」メール

行方不明になった認知症高齢者の発見につなげるQRコード付き「見守りシール」の導入が、石川、富山両県内の自治体で進んでいる。

石川では昨秋の宝達志水町を皮切りに、今夏には中能登町と七尾市、十月に羽咋市へと広がった。富山では砺波市や朝日町に続き、十月には氷見市が導入。高岡市でも計画が進む。

行方不明になった際、発見者がスマホでシールのQRコードを読み取ると伝言板につながり、連絡先として登録された保護者に「発見」を知らせるメールが送信される。

場所や状況を知らせたり、迎えの時間を相談したりするなど、発見者と保護者がメッセージを送り合うことができる。

宝達志水町は昨年九月に導入し、十数人が登録する。町によると、行方不明でQRコードを使う事態に至ったケースはないが、シールが認知症高齢者の目印になり、周囲の人が声を掛けやすくなった。

発見者がスマホをかざすだけという簡単さが、高齢化の進む地域に適しているという。高齢者は市町外まで歩くケースもあり、氷見市など近隣自治体でシールの認知度が上がるのを歓迎する。 羽咋市は利用希望者を募集中。

氷見市は行方不明になる可能性がある人の情報を関係機関が共有する「SOSネットワーク」の登録者三十八人に案内を出し、登録を呼び掛けている。

羽咋市の担当者は「シールを付けた高齢者への声かけ講習会も、周辺自治体と一緒にできれば」と連携も視野に入れている。

出典元:https://www.chunichi.co.jp/article/343836

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