綾小路きみまろ「徹子さんのおかげ」で新著発売「50~60代の人に読んでいただきたい」

漫談家の綾小路きみまろ(71)が3日、都内で、新著「人生は70代で決まる」(幻冬舎)の発売を記念したトークショーとサイン本お渡し会を開催した。

5月に発売され既に5刷となり、刷り部数も3万部を超えているという。きみまろは「出版業界が厳しい中、ありがたいことです。全国を回っていますので、ファンの方が買ってくださいます」と話した。

新著は、中高年の老いをネタにして毒を吐いてきたきみまろが、老いを笑いに昇華させ、中高年を見続けてきた経験や老いの知恵などをつづっている。「日本には70代が多いのですが、その前の50~60代の人に読んでいただきたい。きっと充実した時間が送れると思います」。

出版のきっかけは19年に、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演したことだという。70歳を前に、もうやめたいと考えていると話したところ、黒柳徹子から「私は何歳だと思っているの。あと20年はやりなさい」とたしなめられたという。その時に「20年はともかく、あと10年は頑張ろうと思いました。そんな時に出版のお話をいただきました。今回の出版は徹子さんのおかげです」。

現在は山梨・河口湖に住み、自ら命名したポンポコ農園で農作業にいそしんでいるという。「東京とは4~5度は違いますね。朝は6時から農作業を行っています。コロナ禍で仕事もあまりないので、一生懸命、“農耕”接触しています」。意外にも、メディアを前にした囲み会見は初めてだといい「本当はもっとおもしろいんですよ。顔がふざけていますからね。かつらも新調したんです」とけむに巻いた。

70歳になってやめたことはジョギング。膝を悪くしたことから主治医に止められ、代わりにウォーキングを始めたという。「河口湖畔を歩いています。あと、骨董(こっとう)品を集めるのもやめました。残すと大変ですからね。遊びに来た人に、がらくたを差し上げています」。

本業の漫談については「ブレークした時のお客さんは50代の人は70代に、60代の人は80代に、90代の人はいなくなって…。その分を若い人たちが埋めてくれています。昔のネタを知らないので、まだまだ需要はあります」と最後まで笑わせた。

引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202208030000445.html

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