富山県初のプードル警察犬誕生 飼い主「訓練始めてから生き生きして」

警察犬といえばシェパードやラブラドール・レトリーバーなどが知られている。4月に富山県で行われた警察犬の審査会に、優雅なトリミングをほどこされたスタンダードプードルの「海」ちゃん(5)が挑戦した。

富山県警では、一般家庭で飼育された犬が、警察から出動要請を受けて任務にあたる「嘱託警察犬」制度を採用。飼い主の高齢化などを受け、シェパードなど7犬種に限定していた条件も今年から撤廃したのだ。

飼い主の戸田さんは「海は元々おっとりした子だったんですよ。歩いて溝にはまってみたり、おっちょこちょいな面があったんですけど、訓練するようになったら生き生きして目の輝きが本当に違って、活発になりました」と海ちゃんについて語る。

審査会では、飼い主の命令に従うかを見る「服従」のテストや、4つの囲いの中から人が隠れている場所を見つけ出す「捜索救助」のテストが行われ、次々と課題をクリアした海ちゃんは見事審査に合格。富山県で初めてスタンダードプードルの警察犬となった。

富山県警察本部刑事部鑑識課の山本真也次席は「高齢者の行方不明、捜索要請が非常に高い割合を占めてきている。そういった捜索活動での出動を期待しています」と話している。

引用元:https://abema.tv/video/episode/89-71_s10_p3310

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